甲田学人さんの『時槻風乃と黒い童話の夜第3集』やっと読みました
つづきはこちら
甲田先生の本は読みやすくて助かります 厚さが
…………
内容については章題と登場人物見たときに思うところがあったので
甲田先生の作品て、世間一般的にはやっぱりグロテスク・ホラー・怪奇なんですかね
ご本人が違うというように、私も怖いと思ったこともグロいと思ったこともないんですが
虫がたくさん出てくるのだけが「うげぇ……」ってなるくらいで
途中で引っ越して転校、数年後に戻ってきてっていうのは私も覚えがあります 同窓生がそうでした
性別が違うと交友関係が変わるので、あんまり会話はありませんでしたが
不在だった期間のことを話すわけにはいかないというのは両方にあるのはわかります
ただ、作中のように人物固定でかなりタイトな人間関係は息苦しいだろうなとは思います
それでいい、それがいいという人は私抜きでどうぞという感じです
あまりにもそばにいると、粗やら嫌なものやらわかるものです 嘘だろうが何だろうが
閉じこもってるとそれがきついです
主人公が長らく忘れられていたのは外に出たからでしょうね
もひとつ
風乃の母親みたいな人、それこそ居ますねえ
傍から見ていて、その子供は大変だろうなあと思います
本人たちは日常なので大変なんて思ってないんですけど
一番大変なのは、その母親が思い通りにならなくて八つ当たりされたり愚痴を延々聞かされる方だったりします
毒親ならぬ枷親ですかね
ということです
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